MAKER:ixo MODEL
MODEL No.:RAM136
SIRIAL No.:
DRIVER: T. GARDEMEISTER
NAVIGATOR:P. LUKANDER
工業大国チェコの自動車メーカー、シュコダ。WRCの発足当時からヨーロッパを中心にラリー活動を行ってきた同社も、いまやフォルクス・ワーゲングループの一員です。そんなシュコダは'99年以降、4ドアセダンのオクタビアでWRCに参戦していましたが、如何んせん大柄なボディ(の割りには俊敏だったけど)と古い設計思想、そしてそれらに拍車をかけるような資金面、人材面での不足が祟り、WRCの中では常にヒュンダイと肩を並べて最下位争いをしているワークスでした。そのシュコダが'03年に満を辞して登場させたのが、今回紹介するマシン、ファビアWRCです。
コンパクトな2BOXカーをベースとし、プジョー206同様に寸法稼ぎの大型バンパーを装着してレギュレーションによる全長4mの規定をクリアしたこのマシンは、オクタビアの頃と比較すると、信じられないくらい現代的なディメンションを持つマシンとなりました。ロールケージのデザイン自由度を上げる為、ケージをフロアパンに直接溶接する等、なかなか革新的な事が行われているマシンですが、7月のドイツラリーでデビューした2台のファビアWRCにはそれぞれX-トラック製セミATと、カールソン製のMTの2種類の6速ミッションが搭載され、前者はD. オリオールが、後者はT. ガルデマイスターがドライブしていました。結局2戦目のフィンランドラリーからは20kgも重かったカールソン製ミッションはあっさりと捨てられ、X-トラック製ミッションに統一されましたが・・・。
個人的に開発当初から凄く期待していたマシンなんですが、如何せんパワー不足が否めません。リヒテンシュタインに本拠地を置くリーマンによりチューニングされたエンジンは、オクタビア時代よりも信頼性を高める為にボアを小さくされ、その結果排気量はややダウン。結局資金的な問題からエンジンの開発は遅れ、本来秋にデビューさせるはずだったのに、前倒ししてデビューさせた事もあり、このマシンが持っているはずのパフォーマンスを存分に発揮させる事ができずにシーズン終了を迎え、さらに追い討ちをかけるようにシュコダは'04シーズンの参戦ラリー縮小を発表します('05年からはフル参戦になります)。
左のモデルはイクソ製。オリオール車(14号車)とガルデマイスター車(15号車)の両方が同時に発売されていますが、こちらはガルデマイスターのマシン。巷ではオリオールの方が人気があるようで、某ショップでは14号車は1台しか在庫がありませんでしたが、15号車は20台以上在庫がありました。まぁ、もしかしたらオリオールはこのまま引退臭いから、人気があるのは分からないでもないですが、個人的にはガルデマイスターの将来性を買いたい所。モデルに関しては、ドア後端からCピラーにかけて貼られている緑のデカールが、車体よりもやや大きいらしく、リアウィングとの接点の処理が悪い物が多いです。あと、フロントバンパー開口部から覗くラジエターが、チープでちょっとガッカリ。