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'05 Alfa Romeo 156 WTCC ♯3

MAKER:Spark model
MODEL No.:S0473
SIRIAL No.:
DRIVER:J. THOMPSON

 古くは'60年代、ジュリアGTAによるETCでの活躍に始まり、DTMやBTCCで活躍した155等、常にツーリングカーレースのトップクラスで闘い続けたアルファロメオは、現在フィアットグループの中でツーリングカーレースを担う重要な役目を負っています。そして'00年からFIAの統治により復活したヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETCC)にも、156で参戦。'00年から3年連続でタイトルを獲得し、「アルファロメオ=ツーリングカー(グランツーリスモ)レース」を強く印象づける事に成功しています。
 '03年、ETCCに参戦するアルファロメオは、体制の強化を図り、フィアットグループのモータースポーツ部門を受け持つセクションであるNテクノロジー社の中に、アルファロメオのレーシングチーム部門である伝統のAUTODELTA(アウトデルタ)を復活させて156GTAで参戦。そして'05年、ヨーロッパ選手権から世界選手権へとスケールアップしたWTCC元年になると、チームの名称を「アウトデルタ」から「アルファロメオ・レーシングチーム」へと改名。チームマネージャーの女傑モニカ・シップスが纏め上げるチームのスタッフは、アウトデルタからの引き継ぎ(というより、旧DTMのアルファコルセの直系?)で、体制に不安はなし。ドライバーラインナップは元F1ドライバーのガブリエル・タルクィーニ、155時代からアルファロメオのツーリングカーを駆るファブリッツィオ・ジョバナルディ、BTCCチャンピオンのジェームス・トンプソン、そして'03年ユーロF3000チャンピオンのアウグスト・ファルファスといった強力な組み合わせです。
 ベースとなるマシンは、昨年同様フェーズ3となってジウジアーロデザインのエクステリアに一新した156TS。フィアット製モジュラーブロックにアルファロメオ独自のヘッドを搭載したツインスパークエンジンを搭載するマシンは、可変バルタイ禁止、圧縮比11:1というレギュレーションの中で最高出力275ps、最大トルク260Nmを発生します。'05年からレギュレーションにより気筒数により最高回転数の制限が設けられましたが、これは156のエンジンの最高回転数が高い為、BMWよりも速くなってしまう事を避ける為の処置で、4気筒の156は、最高回転数を8,500rpmに押さえられています(5気筒:8,750rpm、6気筒:9,000rpm)。
 実際のレースはと言えば、WTCCに変わっても激しいデッドヒートは相変わらずで、シリーズは常に混戦状態。そんな中、シリーズ後半に入っても安定してポイントを獲得し続ける事に成功したBMWのアンディ・プリオールが初代WTCCのタイトルを獲得。残念ながらアルファロメオのドライバーは3位のジョバナルディを筆頭に、4、7、8位という不本意なポジションでシーズンを終了。それを踏まえてか、アルファロメオはシーズン終了後にワークスチームの撤退を表明。ファンをガッカリさせますが、結局'06年シーズンはNテクノロジーとして参戦を継続。しかしトップドライバーは挙って他チームに移籍してしまい、参戦台数も3台に縮小され、'06年は苦しい闘いとなっています。
 左のモデルはトンプソンが'05年のWTCC初年度にドライブした156の3号車(シリーズ8位)でスパークモデル製。'04年のETCCから参戦している156フェーズ3のモデルは、'04年仕様が既に同社から発売されていましたが、ツーリングカーはエクステリアデザインがあまり代わり映えしないので、WTCC初年度のモデルを買えば良いとスルーしていました。で、初めてフェーズ3のモデルを手元に置いたのですが、フェーズ3の特徴であるヘッドライトのデザインがちょっと眠たいですね。もう少し内側に行くに従って細くなってれば良かったのに・・・。それから'04年、'05年仕様の肝である赤/黒ツートンの境界の位置が上過ぎ。全体的にはカッコいいので、まぁ構わないんですが・・・。う〜ん、惜しい!!