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'92 CALSONIC NISSAN R92CP #1

MAKER:EBBRO
MODEL No.:530
SIRIAL No.:one of 6,000pcs
DRIVER:K. HOSHINO、T. SUZUKI

 ヨーロッパにおいてグループCカーによるスポーツカー・レースの人気が高まってから数年、日本においても'83年より全日本選手権としてJSPC(Japan Sports Prototype Car Endurance Championship)が開催されました。日産はマーチやローラ製のシャシーを使って作られたグループCカーでこれに参戦していましたが、'91年には完全にオリジナルなマシンであるR91CPを開発しシリーズチャンピオンを獲得、また'92年2月に行われたデイトナ24時間耐久レースでも日本人初優勝の偉業を成し遂げました。
 '92年のJSPCは本来FIAの提唱するNA3.5リッターエンジンを搭載するスポーツカーで行われるハズだったのですが、ニッサンにはNA3.5リッターエンジンが無かった事もあり、結局グループCカー(ターボ車)との混走が許可されました。そこで、JSPCのシリーズタイトルを再び獲得する為、日産はR91CPをベースにR92CPを開発しました。
 R91CPとほとんど変更がない鈴鹿美隆氏の手によるボディ・デザインを持つR92CPですが、最も特徴的なのはヘッドライト後端にそびえるフラップです。エア・アウトレットを兼ねるこのフラップは、R91CPの630PSから100PSもアップしたマシンのフロントダウンフォースを獲得する為の物と思われます。ただ、レースによってはこのフラップを立てずに、バンパー角にカナード翼を設けている場合もある様なので、フラップ自体の効果の程は微妙ですが・・・。
 JSPCは、FIAが提唱するNA3.5リッターエンジン化を容認し難かった各メーカーから見放され、結局'92年を最後に終焉してしまうわけですが、この最後の年、R92CPは前年のJSPC優勝車の証である「ゼッケン1」を纏った星野一義、鈴木利男組が、ライバルのトヨタTS010を破って3勝を挙げてシリーズチャンピオンを獲得し、3年連続のドライバーズタイトル、マニュファクチャラータイトルのダブルタイトルを獲得したのでした。
 左のモデルはエブロ製。この年1勝を挙げたYHPニッサンの24号車も同時に発売されています。全体的なデキは良いと思いますが、R92CPの特徴であるフラップ、実車はこんなに急角度で立ってないです。それにしてもグループCカーってのはどうしてこんなにカッコイイのかねぇ。